組織構成
JAROは内閣府から認定を受けた公益社団法人として、広告主、媒体社(新聞・放送・出版・インターネット)、広告会社、広告制作会社など広告に関連する企業を主体とする会員社によって構成されています。
JAROの運営は理事会の下、広告・表示の審査に携わる審査部門、活動全般の方向付けをする総務部門があり、各委員会・部会のメンバーは会員社によって構成されています。会員社は企業でいえば社員に当たるもので、JAROの活動は会員社によって支えられています。
審査部門
消費者や企業などからの苦情に対応して、その審査処理を行う部門です。
業務委員会分科会、業務委員会、審査委員会で構成されています。
業務委員会分科会
A~Eおよび関西の6つの分科会があり、B~Eおよび関西分科会は業務委員会に先立ち事前審議をして見解案を作成します。A分科会は業務委員会の「見解」を事例集に掲載するかどうかを決定します。
業務委員会
分科会から出された見解案を審議し、「見解」を決定します。出された「見解」は相談者、広告主等に通知されます。
審査委員会
会員以外の学識経験者7名で構成されており、業務委員会の上位機関に当たります。
審査委員会で審議し出された「裁定」はJAROとしての最終判断になります。
総務部門
組織運営の方向付け、会員社の募集など運営の基盤に関わる案件の企画立案をする部門です。総務部門は、総務部会、財務部会、PR部会、関西部会で構成されています。
総務部会
事業計画の立案のほか、総会、理事会等で審議する重要案件の選定などを行います。
財務部会
財務に関する基本計画の立案や予算の執行状況の確認、会員募集に関する計画などを立案、実施します。
PR部会
ウェブサイトや機関誌『REPORT JARO』、マスメディア広告などを制作し、事業者や消費者や企業に対してJAROへの理解を深めるために広報活動に関する企画立案を行います。
関西部会
関西地区における事業計画・PR計画の立案と実施、関西以西における会員募集活動を行います。
諮問機関
前記2部門に関連し、諮問に応ずる部門として顧問と参与が設けられています。
顧問
運営に関して理事長の諮問に答え、または理事長に対して意見を述べます。
参与
運営について理事長の諮問に応じ、また意見を述べます。
事務局
事務局は全体の活動をサポートし、事務処理の任に当たっています。総務、財務、PR、関西の4部会のJAROの運営に関する業務のほか、苦情・問い合わせの受け付け・審査処理、関係官庁・団体との連絡、広告に関する情報収集、資料整備などの業務を行います。