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「冷蔵」のはずなのに凍ったおせちが届いた!?
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食品
「冷蔵」のはずなのに凍ったおせちが届いた!?
2025年11月28日掲載
インターネット通販で「解凍不要 冷蔵おせち」と広告されていた商品を注文したところ、半分凍ったような状態で届きました。販売元に問い合わせると「冷凍保管したおせちを配達希望日に合わせて解凍し、冷蔵で届けている」と言われました。冷凍食品はあまり好きではないので冷蔵のおせちを選んだのに騙された気分です。このような広告・表示は許されるのでしょうか。
おせちやクリスマスケーキといった季節商品に限らず、最近はリモートワークの普及などに伴って冷凍弁当やオンライン飲み会用の料理を冷蔵で宅配するサービスなど、冷凍や冷蔵の宅配食が増えています。消費者側がそれぞれの特徴を理解して利用目的にあった商品選択をする必要があります。
冷凍の宅配食は、調理後すぐに急速冷凍をしているため、鮮度が保たれています。冷凍状態のまま届くので、受け取った後もすぐに冷凍庫で保管すればある程度の期間は保存が可能というメリットがあります。冷凍弁当など、一度にまとめて購入して一食ずつ電子レンジで温めて食べるような場合は大変便利です。その一方で、温め直しをせずに自然解凍をして食べるような冷凍おせちなどは、解凍方法を間違えてしまうと旨味までドリップとして流れて風味や鮮度が落ちることもあり、せっかく急速冷凍で閉じ込めた作り立ての味わいが変わってしまうというデメリットもあるため、解凍時には注意が必要となります。
冷蔵の宅配食は、
①調理後に冷蔵保管し、冷蔵便で届けるものと、
②調理後に急速冷凍したものを冷凍保管し、出荷日に合わせて解凍を行った後に冷蔵便で届ける「フローズンチルド」の2種類があります。
いずれも消費者が受け取る時には冷蔵状態のため、どちらであっても広告・表示上は「冷蔵」ということになります。
①は一度も冷凍されていないため、出来立てが届くといったイメージでメリットばかりに思えますが、調理後から緩やかに鮮度が落ちるため、日持ちを考慮した食材で濃い味付けがされていることもあります。
②は適切な温度管理がされていれば、消費者側で解凍する手間もなく、鮮度も高い状態で食べることができます。
今回のご質問者の方が購入されたのは②の「冷蔵おせち」だったと思われます。
①は「生おせち」といった広告がされている場合もあるようですが、特に表示のルールはありません。
広告上は①②の区別がつかない場合が多いため、必要に応じて注文前に販売者へ問い合わせるなどして、自分の好みや目的に合った商品を選んでください。
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