2025年6月30日お知らせ消費者向け
JAROでは広告・表示の苦情などのご意見を受け付け、さまざまな対応を行っておりますが、「ネット上の広告は受け付けていない」「不快に感じる広告は受け付けていない」という誤解もあります。そのため、新CMを制作し「ネット上の広告も、不快な広告も」と呼びかけているところです。
JAROの苦情対応の起点は皆さまから寄せられるご意見です。広告の受け手が問題だと認識していることが重要と考え、設立以来こうした方法を採っています。そのため、皆さまからのご意見の受付や対応に関して、よくいただくご質問をQ&Aにまとめました。
うそ、大げさ、まぎらわしいような広告にかかわらず、不快というご意見についても受け付けています。
インターネット上の広告も他の媒体と同様に受け付けています。
ネット上の広告はパソコンやスマートフォンのユーザー属性などに合わせて配信されるため、掲載場所をお知らせいただいてもJAROが同じ広告を確認できるとはかぎりません。そのため、広告画像のスクリーンショットや、広告主名(広告を出している企業名)をお寄せいただければ助かります。(広告みんなの声ウェブフォームでは画像3点まで添付できます)
広告主名の記載がないご意見も内容別に集計しますので、広告主名が分からない場合もお寄せいただけます。
ご意見の件数が多い、あるいは件数が少なくても深刻・危険であるなどの場合には、当該広告主に情報提供を行っていますが、広告主名が不明または不記載のご意見は情報提供の対象になりません。
匿名でも受け付けています。
匿名でない場合は、その個人情報をJAROプライバシーポリシーに従って扱います。情報提供などを行う場合にも、JAROから広告主に申立者の個人情報をお伝えすることはありません。
苦情だけでなく良かった広告も受け付けています。件数は多くありませんが、以前から良かった旨のご意見が寄せられており、2017年度に「称賛」という分類項目を新設しました。良い広告への応援にもなりますのでぜひお寄せください。
受け付けたご意見のうち対応が必要と思われるものについては、事務局内の会議で対応方法を検討します。審査(審議)に限らず対応方法は複数あり、ご意見の内容や件数、問題の性質などから適切な方法を選択します。
広告の表示・表現や出稿を決定しているのは広告主ですので、広告主に対して働きかけを行います。業界全体に関わる場合には、当該業界の団体にもコンタクトを取ることがあります。媒体事業者や媒体の業界団体と連携・協力をすることもあります。