2025年4月16日お知らせ消費者向け
日本広告審査機構(JARO)は2025年4月29日(火)から6月14日(土)まで、吉田秀雄記念事業財団との共催で、アドミュージアム東京企画展「愛と苦情の広告史 〜あなたも広告にひとことを〜」を開催します。
広告は企業から生活者への一方通行の手紙だと思っていませんか? 商品を買う・買わない、企業を好きになる・ならないのみならず、気になることや違和感、不満を伝えることも、生活者からの大切な返信(声)です。
JAROはその声を受け止め続け、昨年の創立50周年に記念サイト「苦情の50年史」を公表しました。本展では、この50年の記録を中心に、江戸時代や明治時代の広告までさかのぼり、広告と生活者が織りなしてきたコミュニケーションの歴史をご紹介します。そんなコミュニケーションの歴史を通して、一緒に未来の広告の可能性について考えてみませんか?
「愛と苦情の広告史」案内ページ(アドミュージアム東京ウェブサイト)
ビジュアルイメージ
会場イメージ
ゾーン1 いまだったら、あやしい広告? 〜日本の広告のはじまり〜
ゾーン2 テレビは、にぎやかなる窓だった 〜電波の時代〜
ゾーン3 苦情の50年史 〜 JARO50th・広告を見つめ続けて〜
ゾーン4 広告の明日はもう始まってる? 〜インターネット・SNS時代〜
ゾーン5 あなたも広告にひとことを 〜次の50年も広告と楽しくつきあうために〜
会場のゾーン3は、2024年10月1日に公開した「苦情の50年史」を基にした展示です。50年にわたる受付件数や社会的な出来事を年表風に掲載し、その年代を象徴する苦情を吹き出し(生活者の声)の形でご紹介しています。
<ゾーン3 展示パネル>
≪JAROってなんじゃろ?≫
JAROの役割や自主規制の重要性をご紹介するとともに、JAROの懐かしいCMも。
≪10年ごとの傾向≫
1974年~ 業界の自主規制づくりが進んだ時期
1984年~ テレビCMの苦情が増加した時期
1994年~ 消費者金融の苦情が急増した時期
2004年~ 通信サービスの苦情が増加した時期
2014年~ ネットの不適切表示が増加した時期
<苦情例>
<参考>
苦情の50年史はこちら
「愛と苦情の広告史 〜あなたも広告にひとことを〜」
主 催 :公益財団法人 吉田秀雄記念事業財団
公益社団法人 日本広告審査機構
会 期 :2025年4月29日(火)~6 月14日(土)
会 場 :アドミュージアム東京 企画展示室(Hall B)
東京都港区東新橋1-8-2カレッタ汐留
開館時間:火~土曜 12:00~18:00
*状況により開館時間、曜日が変更になることがあります
休 館 日:日曜、月曜(ほか不定休あり)
入 場 料:無料
広告を通して新しい発見に出合う場所。世界に例のない広告ミュージアム。
2002 年に開館以来、200 万人を超える方々にご来館いただき、広告の社会的・文化的価値への理解を深めていただく活動を行っています。江戸時代から現代まで約33 万点の収蔵資料を誇り、ライブラリーでは、広告とマーケティング関連書籍の閲覧、広告作品のデジタルアーカイブを検索・閲覧することができます。
JAROは消費者に迷惑や被害を及ぼすウソや大げさ、誤解をまねく広告をなくし消費者から信頼される良い広告を育てたいという思いから、広告主や新聞社、出版社、放送会社、広告会社や広告制作会社などの広告に関係する企業が自ら集い、1974年に設立された広告・表示に関する民間の自主規制機関です。2024年に設立50周年を記念して、50年間の受付件数約26万件を取りまとめた「苦情の50年史」を公開しました。
名称 公益社団法人日本広告審査機構
(英文名 Japan Advertising Review Organization、JARO)
住所 ≪事務局≫ 東京都中央区銀座2-16-7銀座2丁目松竹ビルANNEX
理事長 西澤 豊(時事通信社顧問)
会員社数 2025年3月現在 878社
(広告主371社、新聞76社、放送177社、出版40社、インターネット(媒体)22社、広告会社163社、広告関連29社)
設立 社団法人許可1974年10月15日、公益社団法人認定2011年4月1日