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最近の審査トピックス

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日傘の遮光表示に決まりはあるの?
2015.1.30 相談事例

日々暖かくなり、街中には、ちらほらと日傘の花が咲いている。美容に紫外線対策が重要であることはよく知られていることだが、紫外線A波・B波のうち、A波の紫外線量は5月がピークであり、夏前の紫外線対策は欠かせない。この時期に日傘を新調する方も多いのではないか。
 日本洋傘振興協議会(JUPA)では、JIS規格試験に基づき、遮光率が99%以上の生地を使用した日傘を「遮光傘」、遮光率が99.99%以上の生地を「一級遮光生地」と呼び、一部の商品を除き、その呼称や遮光マークを表示できると自主基準において定めている。
 しかし、上記の基準はあくまで生地状態においての遮光率の基準であり、傘そのものの遮光率について定めたものではない。傘は生地を裁断・縫製して作られるものであり、傘の形状や使用方法等により、その遮光率は個別に違うと考えられる。
 だが実際は、協議会会員外の複数の日傘メーカーや店舗の広告において「100%遮光」「完全遮光」等、最上の遮光率をうたっているケースが見受けられる。また、その遮光率が傘自体の遮光率なのか、生地の遮光率なのかが書かれていないことが多く、消費者にとって説明不足である印象は否めない。さらに、「完全遮光」等とうたっている広告主が、その表示の根拠を示すことができなければ、景品表示法上、問題となるおそれがある。
 日傘を買うからには、より高い遮光率を求めることは自然なことだが、商品表示に根拠があるものかどうかを踏まえ、思慮深く選ぶことをお勧めしたい。

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