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最近の審査トピックス

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着用するだけで痩せるTシャツ?
2015.1.30 審査事例

衣料品販売会社A社のウェブサイトで、「遠赤外線・マイナスイオンと共に自然界最高レベルの発生値」などと説明された、物質Bを配合(プリント)した「ダイエットTシャツ」という衣料品が、「特別価格¥6,000→¥5,000」の価格表示で販売されていた。
 その商品の特徴のひとつとして「リラックス時に分泌されるα波はダイエット意識を高めます!」と記載されており、スクロールした先に、α波がもたらす良い影響として「血行促進作用」「鎮痛作用」「細胞増殖作用」「各種治療効果」などと表示されていた。このダイエットTシャツを着用すればあたかもそのような効果がもたらされるように受け取れるが、このTシャツを着用するだけでそのような効果があるとは思えない。問題ではないか。

A社に照会したが回答は得られなかった。 本商品「ダイエットTシャツ」は、医療機器でないにもかかわらず、「血行促進作用」「鎮痛作用」「細胞増殖作用」「各種治療効果」などと、医療機器でなければうたうことのできない身体の構造または機能に変化をおよぼす効能効果を表示しており、薬事法第68条(承認前の医薬品等の広告の禁止)に抵触するおそれがある。
 また、たとえ本商品そのものに前述の効能効果がなく、本商品に配合された成分自体に前述の効能効果がある場合であっても、同様に、薬事法第68条(承認前の医薬品等の広告の禁止)に抵触するおそれがある。
 また、本商品に配合(プリント)されている物質Bについて、「放射線物質を含まない安全性と自然界最高レベルのマイナスイオン、遠赤外線パワーを兼ね備えています」と表示されているが、実際に表示された内容についてこれを裏付ける合理的根拠がなければ一般消費者に実際より著しく優良であると誤認させ、景品表示法第4条第1項第1号(不当な表示の禁止・優良誤認)に抵触するおそれがある。
 さらに、「特別価格¥6,000→¥5,000」と比較対照価格を用い販売価格を表示しているが、1年前の広告ですでに同様の価格表示が確認できた。過去の販売価格を比較対照価格とする二重価格表示において、最近相当期間にわたって販売していた価格とはいえない価格を比較対照価格とした場合は、不当な二重価格表示となり、景品表示法第4条第1項第2号(不当な表示の禁止・有利誤認)に抵触するおそれがある。
 特定商取引に関する法律では、通信販売の広告において「事実に相違する表示」や「実際のものよりも著しく優良であり、若しくは有利であると人を誤認させるような表示」を禁止しており、当該広告は同法第12条(誇大広告等の禁止)に抵触するおそれがある。
 今後は、法を順守し、適正な広告・表示をするよう警告した。

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