お電話でのご意見・ご相談は
  • 東 京 (03)3541-2811
  • 大 阪 (06)6344-5811
  • 名古屋 (052)221-5337

9:30~12:00/13:00~17:00 (平日)

※ご相談内容を正確に把握するため、通話を録音させていただくことがあります。

文字サイズ

一般向け情報
  1. HOME
  2. 一般向け情報
  3. 最近の審査トピックス
最近の審査トピックス

< 『最新の審査トピックス』一覧に戻る

カラオケ3点セット、今だけ価格は本当か?
2014.5.16 審査事例

「カラオケ豪華3点セット100,000円が、今だけ特別価格20,000円 数量限定400台」というA社の新聞広告を見たが、同じ新聞に同じ広告が載っているのを何か月か前にも見た。「今だけ」というのは事実でないのではないか。

A社に照会したところ、「当該広告の商品は、数量限定での販売であり、限定数を越えた時点で販売終了としている。期間をおいて、入荷状況や広告のとれ具合で再度販売するものである。本体20,000円+楽曲400曲分76,000円+専用カートリッジ代金4,000円=100,000円であるが、3点セットを100,000円で販売したことはない。100,000円は3点セットを構成するそれぞれの商品価格の合算である。なおそれぞれの商品をそれぞれの価格で販売したことはある」との回答があった。
 しかしながら、100,000円が本体価格と楽曲400曲分と専用カートリッジ代金を足し上げた合計金額であるとしても、過去に100,000円で販売した実績がないのであれば、これを比較対照価格として用いることは、通常100,000円で販売されている商品が20,000円で購入できると一般消費者を著しく誤認させる。したがって、不当な二重価格表示に該当し、不当景品類及び不当表示防止法第4条第1項第2号(不当な表示の禁止・有利誤認)に抵触する恐れがある。
 さらに「今だけ特別価格20,000円」と表示することは、広告が掲載された日から400台が完売するまでの期間、通常より格安の価格で商品を購入できるものと一般消費者は受けとると思われる。しかしながら、当該新聞に一か月に一度掲載された過去の広告を見ると、「今だけ」という表示が継続して使われており、実際には20,000円での販売が常態化しているものと考えられる。これは、一般消費者を実際よりも著しく有利であると誤認させ、不当景品類及び不当表示防止法第4条第1項第2号(不当な表示の禁止・有利誤認)に抵触する恐れがある。
 今後は法を順守し、適正な広告・表示を行うよう警告した。

< 『最新の審査トピックス』一覧に戻る