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最近の審査トピックス

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うっかりミスによる誤った表示であれば、不当表示に当たらないのか?
2013.12.25 相談事例

最近、有名ホテル、百貨店等で行われていた食材偽装問題が大変話題になっている。調理された後では判別が難しい食材について、より高級な食材を使用していたかのようにメニュー表示していたことは、消費者からの信頼を損なうものであり、消費者庁も立ち入り検査の実施、業界への表示適正化の要請など対応を急いでいる。
 メニューの食材の表示について誤りがあったと公表に踏み切った企業の中には、「偽装ではなく、誤表示である」と説明していたケースがあった。故意に食材を実際よりも優良なものに見せようとしたのではなく、社内の連携ミス等の過失によって起こった「誤表示」であったとの説明である。では故意ではなく過失によるものであれば、広告・表示の不当性は問われないのだろうか。答えはノーである。
 景品表示法では、一般消費者に実際よりも優良であると誤認される表示を不当表示として禁止しているが、その際、不当な表示を行った者の故意・過失は問わない。すなわち、表示が事実と異なり、実際よりも優良であると消費者に誤認される場合には、いかに「故意の偽装ではなかった」と主張したとしても、表示上の責任を免れるものではない。さらに、実際には事実と異なる表示が業界内で慣習的に行われていたとしても、同じである。
 大切なのは、表示だけを頼りに商品やサービスを選択し、購入する消費者を欺くことのないような信頼に足る表示を、常に心が掛けることではないだろうか。

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