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最近の審査トピックス

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テレビCMの新しい音量ルール
2013.07.17 相談事例
 

 以前は「番組からテレビCMになると急に音量が大きくなる」との苦情がたびたび寄せられていたが、最近は音量に関する苦情はかなり減少した。それは、民放連加盟のテレビ局が2012年10月よりテレビ放送の音量・音質を適正でより聞きやすいものとするよう、音に関する新しい規準「ラウドネス」の運用を開始したからである。技術的な説明の詳細は省くが、番組ごとに番組の開始から終了までの音量を測定して平均値を算出し(単位はLKFS)、その平均値が全ての番組やCMで目標値である−24LKFSを超えないようそろえることで、全体の音量感が統一されて、番組とCMとで差を感じることなく聞きやすくなるという。
 ところが、「ラウドネス」は「平均値をそろえる」とのルールなので、例えば、静かなシーンと大きな音を出すシーンで差をつけたようなCMの場合でも、平均値が
−24LKFSを超えず、大きい音値が所定の範囲内に収まっていれば基準自体には抵触しない。
 最近JAROに寄せられたCMの音に関する苦情では、「CM中一部の音量のみが大きくうるさい」というものがあった。指摘を受けたCMは、基準には沿っているが、視聴者の中には「音に対するストレスを感じる」「このCMになると急に音が大きくなる」と感じる人がいてこうした苦情につながっていると思われる。広告主には視聴者に不快感を与える意図はないと思われるものの「音の平均値をそろえる」とのラウドネスのルールを結果的にすり抜けているようにも見えなくもない。広告主には、苦情を伝え、テレビ放送における聞きやすさというラウドネスの趣旨を十分理解して、視聴者が不快に感じないようなCMを検討していただきたいと助言した。

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