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最近の審査トピックス

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ほぼ100%の人に効果がある育毛剤?
2013.07.17 審査事例

 通信販売業A社が販売する育毛剤商品Bのラジオショッピングで「ほぼ100%の方に効果があった」「頭頂部がシマ模様になっていたところ、なんと、商品Bを使って1本目で、産毛ではなく、しっかりとした黒い毛が生えてきた」「今ではシマ模様が髪で埋まってきた」などと広告しているが、自分は当該商品をシャンプーと併用して2年以上使用しているのに全く効果がなかった。広告と実際は違う。
 この会社は、顧客が一度商品を購入すると会員となり、営業担当者がついて「脱毛は減りましたか」といつも電話で聞いてくる。私の場合、「効果がない」と伝えると「シャンプーを併用した方がよい」と言うのでシャンプーも併用していた。しかし、電話がかかってくる度に「そもそも毛が少ないので抜け毛や脱毛はない」と伝えているのに、毎回「脱毛は減りましたか」と尋ねて商品を勧めるだけで、しまいには、「○○エキスの育毛剤」を「こちらの商品で効果が出た人もいる。3か月では効果が出るとは言えないが、それより長く使用したら効果が出ます」と勧めてきた。その商品は購入しなかったが、営業担当者の説明にも問題があるのではないか。

  A社に照会したところ、「商品Bは医薬部外品で、承認された効能効果は『育毛、薄毛、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、かゆみ、病後・産後の脱毛・養毛』である。広告は、全て製造業者によるアンケートやモニター結果に基づく事実のみを使用している。勿論、得られる効果などについては、個人差がある旨説明している。また、弊社の営業については、全ての購入者の方へ担当者がつくものではない。1年間に数回購入をされた方や商品のご使用について確認の連絡をさせていただいた際にアフターフォローなどを希望された方にのみ継続して連絡している。ただし、当該顧客が拒否される場合は、以後当社より連絡することは停止している」との回答があった。
 しかしながら、「ほぼ100%の方に効果があった」の表現は医薬品等適正広告基準第3(基準)の3(6)(効能効果等又は安全性を保証する表現の禁止)に抵触し、「頭頂部がシマ模様になっていたところ、なんと、商品Bを使って1本目で、産毛ではなく、しっかりとした黒い毛が生えてきた」「今ではシマ模様が髪で埋まってきた」の表現は、医薬部外品として承認された効能効果の範囲を逸脱しており、医薬品等適正広告基準第3(基準)の3(1)(承認を要する医薬品等についての効能効果等の表現の範囲)に抵触し、それぞれ薬事法第66条(誇大広告等)に抵触する恐れがある。
  広告主にはその旨を指摘した上で、今後は法令を順守し、適正な広告・表示を行うよう警告した。

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