お電話でのご意見・ご相談は
  • 東 京 (03)3541-2811
  • 大 阪 (06)6344-5811
  • 名古屋 (052)221-5337

9:30~12:00/13:00~17:00 (平日)

※ご相談内容を正確に把握するため、通話を録音させていただくことがあります。

文字サイズ

一般向け情報
  1. HOME
  2. 一般向け情報
  3. 最近の審査トピックス
最近の審査トピックス

< 『最新の審査トピックス』一覧に戻る

「金買い取り4000円」とあるが2500円だった(買い取り)
2012.12.26 審査事例

貴金属買い取り店A社の折込広告を見た高齢の親が、不用な貴金属を持って店に行った。「期間限定! 金・プラチナ・シルバー製品通常買い取り価格より20%アップ!」「GOLD買い取り価格4000円!」「地域NO.1高額買い取り」と表示されていたので、18金の金製品が、4000円程度の相場価格にさらに20%アップ上乗せして買い取ってもらえるものと期待したが、実際は1g=2500円程度で買い取られたという。広告の内容は問題ではないか。

A社に照会したところ、「GOLD買い取り価格4000円は、24KIG(24金インゴット)の1g当たりの価格から20%アップした後の価格である。当社通常買い取り価格は、公表される金相場を参考に、1日最大4回見直して当社独自に設定している。昨年の7月頃は通常買い取り価格で買い取っており、8月の地金の高騰以降は買い取り金額を20%アップした。『地域NO.1高額買い取り』の表示に関しては、当社独自調査によりNO.1と認識している」との回答があった。

しかしながら、買い取り査定基準を1日に最大で4回見直すにもかかわらず「通常買い取り価格」と表示していること、「20%アップ」で買い取り始めてからかなりの日数が経過しているにもかかわらず、いまだに「通常買い取り価格より20%アップ」と表示していること、4000円が24KIG(24金インゴット)の1g当りの買い取り価格である旨の説明をせず、「GOLD買い取り価格」とのみ表示していること、客観的かつ合理的根拠を明示せずに「地域No.1」と表示していることなど、あいまいな表示や客観的な根拠が不明瞭な表示は、消費者の誤認を招く恐れがあり、適切とはいえない。買い取り業は、景品表示法の規制の対象外となる取引であるため、これらの表示は法律に抵触するものではないが、広告は消費者が店に出向くきっかけとなる重要な情報であるので、事実に則した適正な表示をすべきと考える。

今後は消費者の立場から、親切で分かりやすい広告・表示に努めるよう提言した。

< 『最新の審査トピックス』一覧に戻る