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最近の審査トピックス

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放射線測定器の広告を見る際の留意点
2011.12.26 注意情報

福島原発事故以降、放射線に対する不安感から放射線測定器の購入を検討する人が増えたが、放射線測定器の広告・表示について留意すべき点を挙げてみたい。

1.精度の強調

放射線測定器の表示では、特に「正確」と精度を強調する場合が多い。しかし、放射線測定器も含めて測定機器は一般的に一定の誤差があり、使用する環境条件により測定値が変化する場合もある。注釈などで誤差範囲を表示(例=誤差範囲プラスマイナス20%)したとしても、「正確」とうたうのは適正な表示ではない。しかも放射線測定器には用途や方式によりさまざまな種類があり、食品や水に含まれる放射性物質(放射線を出す物質。放射性ヨウ素131や放射性セシウム134・137など)の精度の高い測定のためには数百万円〜数千万円の高額な機器が必要になる。

2.長期間使用できるかのような表示

放射線測定器で「○年間使用可能」など長期間使用をうたう場合があるが、一般的に測定機器は、時間経過とともに測定値がずれる現象が起き、同じ対象物を測定しても、他の測定器と大きく違う数値を表示することがある。通常は定期的にメーカーによりずれを修正(校正)してもらう必要がある。他にも、ガイガー・ミュラー(GM)計数管のようにガスを利用する放射線測定器では、次第にガスが抜けてくる場合があり、機器によっては注入が必要になるなど、放射線測定器は、一般消費者に売りっ放しで何のフォローもせずに長期間使用できる商品ではない。そのため、「長期間使用可能」とうたっている場合は、そうした条件が明瞭に表示されているかどうかを確認する必要がある。

なお、国民生活センターでは2011年9月8日に9銘柄の放射線測定器について「比較的安価な放射線測定器の性能」という調査結果を発表しており、購入を検討される方はそれを参考にするとよいであろう。

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