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「9割以上が頭髪改善」とあるが「個人差がある」とうたうべきでは?

発毛促進剤

発毛促進剤の折込広告に、「9割以上の人が頭髪改善しています」のキャッチフレーズで、この商品を使用している4名の体験談が頭部写真入りで載っていた。通常このような場合は、アンケートで好評だった人の感想文のみを抜き出して使うことが多い。当該商品の使用者は、効果のある人ばかりではないので、「効果には個人差がある」旨を広告に記載すべきではないか。

広告主に照会したところ、「『効果には個人差がある』との表現は、効くのか効かないのか分からないあいまいな表現である。これに対し、当社は広告文中で『万人に効くとは言いません』とはっきり表現している。このほうが『効かない人もいる』ということがはっきり伝わり、より明確な但し書きであると考えている。ただ、今回の苦情を真摯に受け止め、次回は『効果には個人差がある』旨のコメントを入れる」との回答があった。

 東京都福祉保健局薬事監視課によれば、広告に「効果には個人差がある」旨の表示を記載する必要があるかに関しては、薬事法上規制はないとのことである。
 しかしながら、広告を確認したところ、次の表示は問題があると判断した。頭部写真、体験談、「成長期の毛髪の増加率〔経過月数〕」の折線グラフ、「9割以上の人が頭髪改善しています」「販売132万本突破!」などの表現は、医薬品等適正広告基準3(6)(効能効果等又は安全性を保証する表現の禁止)に該当するため、薬事法第66条第1項(誇大広告等)に抵触する恐れがある。
 また、「日本厚生省の医薬部外品の認証を取得しています」は、医薬品等適正広告基準10(医薬関係者等の推せん)に該当する恐れがある。

 今後は、法に抵触しない適正な表示を行うよう警告した。

平成23年4月1日掲載