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扉の一部だけなのに「本ケヤキ」とうたうのは問題では?

仏壇

仏具店のお彼岸セールの広告を見て、知り合いの大工さんと店に行った。広告には、「欅無垢」「本ケヤキ」と記載された仏壇の写真が載っていたが、大工さんが陳列品を確認したところ、扉の一部分(戸板)に欅を使っているだけで、戸枠を含め仏壇の大部分はほかの木材であることが分かった。一部しか欅を使用していないのに「欅無垢」「本ケヤキ」と表示すれば、仏壇全体が欅で作られていると誤認させるのではないか。また、「ケヤキ調」「総ケヤキ」とも表示されているが、「欅無垢」「本ケヤキ」とどう違うのか。

広告主に照会したところ、「『欅無垢』『本ケヤキ』との表示を『ケヤキ』に変更し、『ケヤキ』とは『総ケヤキ』とは異なると補足する。なお、『欅無垢』と『本ケヤキ』は同等商品であり、『ケヤキ調』とは、ケヤキは使用しておらず、ケヤキの木目のシートを張ったり、ケヤキ色に塗装したケヤキに似せて作ったものを指す。また、『総ケヤキ』とは、すべてケヤキで作られているものを指す」との回答があった。

 しかしながら、「欅無垢」「本ケヤキ」と表示していれば、消費者は当該仏壇のすべて、またはほとんどが欅で作られているものと誤認する恐れがあり、不当景品類及び不当表示防止法第4条第1項第1号(不当な表示の禁止・優良誤認)に抵触する恐れがある。従って、「欅無垢」「本ケヤキ」「ケヤキ調」「総ケヤキ」の呼称は、その内容に応じて戸板など、どの部分に欅を使用しているのか、あるいは欅木目のプリント合板などを使っているのかなどの説明を加えるなどして、消費者に誤認されない分かりやすい表示を行う必要がある。

 今後は、消費者の誤認を招かないよう、法に抵触しない適正な広告・表示を行うよう警告した。

平成23年4月1日掲載