お電話でのご意見・ご相談は
  • 東 京 (03)3541-2811
  • 大 阪 (06)6344-5811
  • 名古屋 (052)221-5337

9:30~12:00/13:00~17:00 (平日)

※ご相談内容を正確に把握するため、通話を録音させていただくことがあります。

文字サイズ

一般向け情報
  1. HOME
  2. 一般向け情報
  3. 分類別のご相談例
  4. 整骨院の広告でクーポンを付けることは可能だろうか?

整骨院の広告でクーポンを付けることは可能だろうか?

整骨院

印刷会社をやっているが、ある整骨院からチラシの隅にクーポン券を付けたいと言われた。整骨院のチラシにクーポンを付けることは可能か。

整骨院、鍼灸院、整体院、カイロプラクティック、リラクゼーションサロンなどがあるが、この中で、整骨院と鍼灸院を開業するには国家資格が必要となる。
 整骨院の場合は柔道整復士の国家資格が必要であり、柔道整復師法により広告の制限がある。また、これは医療行為と法律で定められているために、保険制度が適用される。

〈柔道整復師法第24条 広告の制限〉
 柔道整復の業務又は施術所に関しては、何人も、文書その他いかなる方法によるを問わず、次に掲げる事項を除くほか、広告をしてはならない。
1 柔道整復師である旨並びにその氏名及び住所
2 施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
3 施術日又は施術時間
4 その他厚生大臣が指定する事項

 従って、上記以外の広告・表示はできず、整骨院のチラシにクーポンを付けることはできない。整骨院は捻挫などをした人が治療のために行くところであり、優位性を広告して客を誘引してはならないとされている。そのための広告規制であり、クーポンを出すことは、けがをした人に再来院を誘引する行為なので、そぐわない。鍼灸院も同様に、「マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」により、広告が制限されている。

 一方、いわゆる整体院は国家資格ではなく民間資格のため、基本的に上記の法規制の対象にはならない。従って、整体院やカイロプラクティック、リラクゼーションサロンなどが広告でクーポンを付けることに法的な制限はない。
 では、柔道整復師が整骨院と整体院を同時に開業し、整体院のほうでクーポンを出す場合はクーポンを付けることが可能かどうか。柔道整復師が開業するときには、専用の施術室が必要であり、そこで、それ以外のこと(整体など)を行っても、柔道整復師としての身分に縛られるので規制の対象になると考えられる。

平成23年4月1日掲載